北方孤軍奮闘録～帝都進撃編～

今まで使っていた Miltec 製安物タクティカルベストの代替として、P42 型チェストリグを購入しました。

すでに何度か実戦投入済みですがなかなか使いやすいですね。

この型はチェストリグの定番ですね。「軽量でより多くの弾薬を携行できるポーチ」というコンセプトでイギリスのARKTIS が製作したこのチェストリグは、現在の各種チェストリグの元祖になったと言える・・・のかな?このチェストリグについて調べてもあんまり情報が出てこないのでよくわかりません。英軍や米軍をはじめとして、各国で使われている実績ある製品らしいです。それゆえに多くのコピー品も出回っています。現在は開閉部をベルクロではなくクリップで置き換えた改良版が生産されているそうです。
今回購入できたのはコピー品の一つだと思われます。タグはどこにもなかったので製造元は不明です。しかし Miltec ベストと比べるとだいぶしっかりした作りです。案外本当に ARKTIS 製かもしれませんね。

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2015/12/18 追記
その後いろいろ考えてみたのですが、生地や縫製の特徴を鑑みるに、どうもこれはARKTISリグをモデルとしたハンドメイドのリグなんじゃないか?という結論に達しました。
こういうものを自作できる人ってすごい…！
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作りは単純で、正面にマガジンポーチ x 3 、左右に少し大きめのユーティリティポーチが一つずつです。 旧型なので全てベルクロ開閉。MOLLE の類はありません。胸部の裏地は全体が一つの大型ポケットになっていて、上部のボタン止めされた蓋部から物を出し入れできます。しかしこの取り出し口部分が小さいため大変出し入れしにくいです。


マガジンポーチ自体は大変優秀で、サイズはあつらえたようにバインドした G36 マガジンにぴったりです。きつくもなくゆるくもなく浅すぎも深すぎもせず、引っ掛かり等もありません。ストレスなく出し入れが可能です。ベルクロ開閉は好みが分かれるところですが、クリップやフラップのように意識して閉めなくても脱落することが無いので私は便利だと思います。

残念ながら BW の兵士がこのチェストリグを使用している写真は見たことありません。でもまあ使っててもおかしくはないかなぁ・・・と個人的には思います。機能的には最新のものに大きく劣るとは思いますが、まあプラス思考で考えれば「無駄のないシンプルなデザイン」ですね。しっかりとしたつくりのフレックターン迷彩なチェストリグを新品同様で安く購入できたので良しとしましょう。

現状では、銃に2x1、装備ハーネスのマガジンポーチに2x2、このチェストリグに2x2のマガジンを装備し、リロード時は空いてるポーチにダンプ⇒隣のポーチへという感じにしています。今までの Miltec ベストに比べると格段にリロード速度が上がりました。