楽しみながら強くなれる!田村装備開発(株)の『ガチタマTV』!
2015年03月15日
ドイツ連邦軍 KSKベスト
KSK ベストは、その名の通り主にドイツ連邦軍特殊部隊KSK向けに供給されていたベストになります。KSK ベストという呼び名はたぶん俗称だと思うんですが、正式名称は聞いたこと無いので実はわかんないんですよね…w
現在主流のモジュール式ベストとは違い、基本的にポーチは固定式です。両肩のベルクロ部分だけがちょっと変わっていて、この部分にはベルクロとボタン留めを併用するタイプのポーチを取り付け出来るようになっています。KSK ベストにはいくつかバージョンやメーカー違いがあるようですが、このベルクロ部は共通しているので使用例は把握しやすいです(ただしポーチを付けない場合は、ベルクロを覆うカバーがついてることもあります)。

私が入手したベストには片方のみユーティリティポーチみたいなものが付属していました。IFAKポーチらしい?と聞いたので貰い物の鉗子とか入れてみたり…
KSK ベストという名前の割にけっこうKSK以外の部隊にも供給されているようで、長距離偵察部隊(Fernspaher)や海軍特殊部隊(Kampfschwimmer)などでもしばしば見かけます。このベストの使用例としては、補給の望めないような後方浸透作戦装備の兵士がスモックとともに着用している例が多いです。ひと昔前の特殊部隊のイメージでしょうか?

「レンジャー!」って返事しそうw
基本的に動きやすさよりも携行量を重視したベストなので、腰回りにはマグポーチやユーティリティポーチがぐるっとついてます。

前二つはのちのIdZの先駆け?となるドロップ式です。その隣のポーチは固定でダブルマガジンがギリギリ入らない微妙なサイズ。さらにその隣は絞り付きのユーティリティポーチです。

あとは両胸元にグレネードポーチが一つずつにハンドガンポーチが一つ。ハンドガンポーチの留め紐が若干バカになってます。

グレネードポーチはレプDM51がキツキツですが入ります。レプは実物よりもちょっと太いみたいですから、DM51用のポーチとみて間違いなさそう。

背中はハイドレ収納とかはできません。バックパック使用が基本ということでしょうかね。またシステム95アダプタが腰回りについてるのと、オプションのベルトを取り付けるための?ファステクスもあります。

詳細は不明ですが、今回入手できたのはどうやらモスキート製の比較的初期のKSKベスト?なんじゃないかと思います。MG3さんや sharwood さん、ドドイツ高橋さんのブログに載ってるものとは明らかに各部の仕様が異なっています。KSKの要望を元にほとんど毎年のように仕様変更されていたみたいですが、これはどの辺の世代なんでしょうね…? 現在メジャーなHeim製のものとは、前留めがファステクスが無くジッパーのみな点、肩部調整がバンド併用である点、背面の調整紐が一点留めである点などが異なっているようです。

この品はフロントジッパーの金具が傷んでいて一番下が留まらないというやっかいな状態だったので、ジッパーの一部を分解して途中から無理矢理閉められるようにしています。

あとはブーニーと大型バックパックを調達して、ブンデス流なドーランの塗り方を習得できれば、2000年代初頭の浸透作戦部隊ごっこができそうです。
そんなわけで、密かに進む特殊部隊化…!しかもタクティカル路線じゃなくてもさもさ路線…!
現在主流のモジュール式ベストとは違い、基本的にポーチは固定式です。両肩のベルクロ部分だけがちょっと変わっていて、この部分にはベルクロとボタン留めを併用するタイプのポーチを取り付け出来るようになっています。KSK ベストにはいくつかバージョンやメーカー違いがあるようですが、このベルクロ部は共通しているので使用例は把握しやすいです(ただしポーチを付けない場合は、ベルクロを覆うカバーがついてることもあります)。

私が入手したベストには片方のみユーティリティポーチみたいなものが付属していました。IFAKポーチらしい?と聞いたので貰い物の鉗子とか入れてみたり…
KSK ベストという名前の割にけっこうKSK以外の部隊にも供給されているようで、長距離偵察部隊(Fernspaher)や海軍特殊部隊(Kampfschwimmer)などでもしばしば見かけます。このベストの使用例としては、補給の望めないような後方浸透作戦装備の兵士がスモックとともに着用している例が多いです。ひと昔前の特殊部隊のイメージでしょうか?

「レンジャー!」って返事しそうw
基本的に動きやすさよりも携行量を重視したベストなので、腰回りにはマグポーチやユーティリティポーチがぐるっとついてます。

前二つはのちのIdZの先駆け?となるドロップ式です。その隣のポーチは固定でダブルマガジンがギリギリ入らない微妙なサイズ。さらにその隣は絞り付きのユーティリティポーチです。

あとは両胸元にグレネードポーチが一つずつにハンドガンポーチが一つ。ハンドガンポーチの留め紐が若干バカになってます。

グレネードポーチはレプDM51がキツキツですが入ります。レプは実物よりもちょっと太いみたいですから、DM51用のポーチとみて間違いなさそう。

背中はハイドレ収納とかはできません。バックパック使用が基本ということでしょうかね。またシステム95アダプタが腰回りについてるのと、オプションのベルトを取り付けるための?ファステクスもあります。

詳細は不明ですが、今回入手できたのはどうやらモスキート製の比較的初期のKSKベスト?なんじゃないかと思います。MG3さんや sharwood さん、ドドイツ高橋さんのブログに載ってるものとは明らかに各部の仕様が異なっています。KSKの要望を元にほとんど毎年のように仕様変更されていたみたいですが、これはどの辺の世代なんでしょうね…? 現在メジャーなHeim製のものとは、前留めがファステクスが無くジッパーのみな点、肩部調整がバンド併用である点、背面の調整紐が一点留めである点などが異なっているようです。

この品はフロントジッパーの金具が傷んでいて一番下が留まらないというやっかいな状態だったので、ジッパーの一部を分解して途中から無理矢理閉められるようにしています。

あとはブーニーと大型バックパックを調達して、ブンデス流なドーランの塗り方を習得できれば、2000年代初頭の浸透作戦部隊ごっこができそうです。
そんなわけで、密かに進む特殊部隊化…!しかもタクティカル路線じゃなくてもさもさ路線…!
私なんかは一般装備で四苦八苦しています。
特殊部隊の装備と聞きますと、最近ではMOLLEシステムなんがが流行っていて特殊部隊でも使ってるのではないかと感じますが違いましたね。
是非、特殊部隊レポをお願いします。
私もまだまだ一般装備で欲しいアイテムはありますが、とりあえずはひと段落ということにしようかと思ってます。
特殊部隊の中にも、プレキャリ中心の攻性な?ものと、古式ゆかしい隠密性な?ものとありまして、後者をいろいろ調べてみたいと思っています。