2010年11月21日
タナカワークス GBB H&K P8 HW
タナカのガスブロ P8 です。
大事なことですが一度しかいいませんよ!ルガー P08 じゃありませんからね!
先のP38の記事でも書きましたが、BW では1995年にワルサー P1 に代わって H&K P8 が制式拳銃となりました。元になっているのは同社の USP です。弾種を9パラに、装弾数を15+1発に、そしてセレクタが旧制式の P1 と同様の操作になるように変更されています。弾薬の共用や互換性を考慮した軍用らしい仕様ですね。より口径の大きい弾種にも対応するフレームですから耐久性も問題無いんでしょう。
2013/01/01 追記
今更ながら、この鉄砲の昨年 1 月時点での状況は以下に書いています。
http://esebundeswehr.militaryblog.jp/e281756.html
2013/01/10 追記
この鉄砲の 2013/01/10 時点での状況は以下に書いています。
http://esebundeswehr.militaryblog.jp/e393986.html
2014/01/16 追記
この鉄砲の 2013/01/16 時点での状況は以下に書いています。
http://esebundeswehr.militaryblog.jp/e506661.html
大事なことですが一度しかいいませんよ!ルガー P08 じゃありませんからね!
先のP38の記事でも書きましたが、BW では1995年にワルサー P1 に代わって H&K P8 が制式拳銃となりました。元になっているのは同社の USP です。弾種を9パラに、装弾数を15+1発に、そしてセレクタが旧制式の P1 と同様の操作になるように変更されています。弾薬の共用や互換性を考慮した軍用らしい仕様ですね。より口径の大きい弾種にも対応するフレームですから耐久性も問題無いんでしょう。
2013/01/01 追記
今更ながら、この鉄砲の昨年 1 月時点での状況は以下に書いています。
http://esebundeswehr.militaryblog.jp/e281756.html
2013/01/10 追記
この鉄砲の 2013/01/10 時点での状況は以下に書いています。
http://esebundeswehr.militaryblog.jp/e393986.html
2014/01/16 追記
この鉄砲の 2013/01/16 時点での状況は以下に書いています。
http://esebundeswehr.militaryblog.jp/e506661.html
~~~~~~~~~概観~~~~~~~~~
タナカからは2種類の P8 が出ています。一つは ABS 製の通常版で、もう一つはスライドを HW 樹脂にしたヘヴィウェイト(HW)版と呼ばれるモデルです。重さのほか、刻印などが微妙に違います。
おそらく最後にメーカーから出荷されたのは 2004 年かと思われます。以降ながらく生産されておらず、現在はヤフオクか中古ショップでしか見かけません。相場は10,000±3,000円くらいでしょうか。私はヤフオクで中古品を6,000円くらいで入手しました。美品で動作も問題ありません。
エンジンはWAのマグナブローバックが採用されています。
ホップ調整はできますが、独特の機構のため調整しづらいようです。
マガジンは発売時期によってバルブ周りの設計が異なる旧型マガジンと新型Rマガジンがあるそうです。旧型はすごくガス漏れしやすいとか。実物を比べたことが無いので見分け方はわかりません。ちなみにタナカ通常版USPのマガジンと互換性があるらしいですが試したことが無いのでこれまたよくわかりません。
巷での評判は「癖者ぞろいのタナカの中でも特に人を選ぶ銃」といった感じのようですね。うまく調整できれば大変愛着の湧く銃だが、調整できない素人には敷居が高いようです。私は間違いなく素人の側に入りますが、実射性能はさほど重視しないのでブローバックさえしてくれれば十分です。また、生産ラインによっては初期不良がかなりあったようで、メーカー修理受付やらなんやらでけっこうゴタゴタがあったという話も聞きます。私の場合は前所有者がメーカー修理済み・ガス漏れなしだったので問題ありませんでした。
~~~~~~~~~外観~~~~~~~~~
これは実物。image from wikipedia
刻印は当然 P8 仕様。カッコよい。これがために買ったと言っても過言ではありません。
ウィキに載ってる実物の写真はだいぶ派手な感じがしますが、これは宣伝用だからじゃないかな・・・という気がします。現職さん達の写真を見る限りでも、タナカ P8 で再現されている刻印は共通している他はけっこういろいろバリエーションがあるみたいです。
タナカ刻印はフレームのライトサイドにはっきりと打たれています。あと銃口下の ASGK 刻印とか。目立つのでちょっと残念ではありますが、まあ許容範囲かと。
P8P1(P38)USP
USP と P8 のほぼ唯一にして最大の差異がこのセレクタです。動作は USP と完全に逆であり、P1 と基本的に同じになっています。ちょっと違うのはデコッキング機能で、P1 ではセーフティにすると同時にハンマーが降りるのに対して、P8 はセーフティよりさらに下まで押し下げることでハンマーが下りるようになっています。このため、P1 では不可能な「コッキング状態でのセーフティからファイアに切り替えて即座にSA射撃」ができます。
~~~~~~~~~実射性能~~~~~~~~~
グルーピングはあまり良くないですね。10mのマンターゲットはちょっと厳しいかもしれません。屋内でのバックアップくらいなら使えるかな・・・程度でしょうか。
ブローバックの感じはマルゼンP38 BM に比べると早くて軽い印象を受けます。フレームががっしりしているからでしょうか? HW でこれなら、スライドが ABS の通常版はさらに軽いんでしょうね。
先も書いたとおり、 P8 は発売時期によって新旧のマガジンが存在するみたいです。外見上はほとんど見分けがつかない?らしく、私も自分の所有しているマガジンがどちらかよくわかりません。ただ通常版のマガジンはマガジン底部に P8 という刻印があるそうですが、私のものには HK の刻印しかありません。でもマガジン横にはちゃんと 9x19 と打たれています。この刻印の違いが新旧の違いなのか通常版とHW版の違いなのかよくわかりません。詳しい方教えてくださいm(_ _)m
マガジンがダブルカラムかつ装弾数がリアルカウント 15+1 発と少なめなので、ガスは十分に入ります。
~~~~~~~~~不満点~~~~~~~~~
ホップ調整が分かりづらいです。インナーバレルの下にある六角ネジで調整するので、一旦ばらさないと調整できません。めんどくさい・・・
しかも効きがいまいちな気がします。調整がへたくそなだけというのが正しいかも・・・まだ実戦投入したことが無いので、もう少し慣れてくればうまく調整できるようになるかと思います。
あと、ごく稀にスライドリリースレバーが脱落します。テンションが緩いようです。
レバーの反対側に何かストッパー的なものを付けた方が良さそうです。
USP 同様、バレル下のレールは20mm が直付けできない独自規格なので、レールアダプタ買わないとオプションの取り付けができません。まああんまりライトとか付けるつもりも無いので別にいいんですが。
~~~~~~~~~総評~~~~~~~~~
入手は面倒ですが、さほど高くはないです。ただし動作については元から故障していたり経年劣化の可能性があったり説明なしの仕様変更があったりと、かなり不安が大きいです。基本的には自分でいじれる人が手を出すべきですね。(と言いつつ私はほとんど弄れないのに手を出していますが。前所有者が調整済み・動作問題なしと書いていたのを信じました。)
とにかく、連邦装備であればぜひ手に入れたい一品だと思います。というかマルイかどこかが P8 仕様出してくれれば選択肢も広がりますが、現状では唯一の P8 でしょうしね・・・
タナカからは2種類の P8 が出ています。一つは ABS 製の通常版で、もう一つはスライドを HW 樹脂にしたヘヴィウェイト(HW)版と呼ばれるモデルです。重さのほか、刻印などが微妙に違います。
おそらく最後にメーカーから出荷されたのは 2004 年かと思われます。以降ながらく生産されておらず、現在はヤフオクか中古ショップでしか見かけません。相場は10,000±3,000円くらいでしょうか。私はヤフオクで中古品を6,000円くらいで入手しました。美品で動作も問題ありません。
エンジンはWAのマグナブローバックが採用されています。
ホップ調整はできますが、独特の機構のため調整しづらいようです。
マガジンは発売時期によってバルブ周りの設計が異なる旧型マガジンと新型Rマガジンがあるそうです。旧型はすごくガス漏れしやすいとか。実物を比べたことが無いので見分け方はわかりません。ちなみにタナカ通常版USPのマガジンと互換性があるらしいですが試したことが無いのでこれまたよくわかりません。
巷での評判は「癖者ぞろいのタナカの中でも特に人を選ぶ銃」といった感じのようですね。うまく調整できれば大変愛着の湧く銃だが、調整できない素人には敷居が高いようです。私は間違いなく素人の側に入りますが、実射性能はさほど重視しないのでブローバックさえしてくれれば十分です。また、生産ラインによっては初期不良がかなりあったようで、メーカー修理受付やらなんやらでけっこうゴタゴタがあったという話も聞きます。私の場合は前所有者がメーカー修理済み・ガス漏れなしだったので問題ありませんでした。
~~~~~~~~~外観~~~~~~~~~
これは実物。image from wikipedia
刻印は当然 P8 仕様。カッコよい。これがために買ったと言っても過言ではありません。
ウィキに載ってる実物の写真はだいぶ派手な感じがしますが、これは宣伝用だからじゃないかな・・・という気がします。現職さん達の写真を見る限りでも、タナカ P8 で再現されている刻印は共通している他はけっこういろいろバリエーションがあるみたいです。
タナカ刻印はフレームのライトサイドにはっきりと打たれています。あと銃口下の ASGK 刻印とか。目立つのでちょっと残念ではありますが、まあ許容範囲かと。
P8P1(P38)USP
USP と P8 のほぼ唯一にして最大の差異がこのセレクタです。動作は USP と完全に逆であり、P1 と基本的に同じになっています。ちょっと違うのはデコッキング機能で、P1 ではセーフティにすると同時にハンマーが降りるのに対して、P8 はセーフティよりさらに下まで押し下げることでハンマーが下りるようになっています。このため、P1 では不可能な「コッキング状態でのセーフティからファイアに切り替えて即座にSA射撃」ができます。
~~~~~~~~~実射性能~~~~~~~~~
グルーピングはあまり良くないですね。10mのマンターゲットはちょっと厳しいかもしれません。屋内でのバックアップくらいなら使えるかな・・・程度でしょうか。
ブローバックの感じはマルゼンP38 BM に比べると早くて軽い印象を受けます。フレームががっしりしているからでしょうか? HW でこれなら、スライドが ABS の通常版はさらに軽いんでしょうね。
先も書いたとおり、 P8 は発売時期によって新旧のマガジンが存在するみたいです。外見上はほとんど見分けがつかない?らしく、私も自分の所有しているマガジンがどちらかよくわかりません。ただ通常版のマガジンはマガジン底部に P8 という刻印があるそうですが、私のものには HK の刻印しかありません。でもマガジン横にはちゃんと 9x19 と打たれています。この刻印の違いが新旧の違いなのか通常版とHW版の違いなのかよくわかりません。詳しい方教えてくださいm(_ _)m
マガジンがダブルカラムかつ装弾数がリアルカウント 15+1 発と少なめなので、ガスは十分に入ります。
~~~~~~~~~不満点~~~~~~~~~
ホップ調整が分かりづらいです。インナーバレルの下にある六角ネジで調整するので、一旦ばらさないと調整できません。めんどくさい・・・
しかも効きがいまいちな気がします。調整がへたくそなだけというのが正しいかも・・・まだ実戦投入したことが無いので、もう少し慣れてくればうまく調整できるようになるかと思います。
あと、ごく稀にスライドリリースレバーが脱落します。テンションが緩いようです。
レバーの反対側に何かストッパー的なものを付けた方が良さそうです。
USP 同様、バレル下のレールは20mm が直付けできない独自規格なので、レールアダプタ買わないとオプションの取り付けができません。まああんまりライトとか付けるつもりも無いので別にいいんですが。
~~~~~~~~~総評~~~~~~~~~
入手は面倒ですが、さほど高くはないです。ただし動作については元から故障していたり経年劣化の可能性があったり説明なしの仕様変更があったりと、かなり不安が大きいです。基本的には自分でいじれる人が手を出すべきですね。(と言いつつ私はほとんど弄れないのに手を出していますが。前所有者が調整済み・動作問題なしと書いていたのを信じました。)
とにかく、連邦装備であればぜひ手に入れたい一品だと思います。というかマルイかどこかが P8 仕様出してくれれば選択肢も広がりますが、現状では唯一の P8 でしょうしね・・・
これ持ってる人見たのわいとさんで3人目くらいだわ( ̄∀ ̄)
拳銃をどうするかは、装備を揃える上でいつか必ずぶつかる命題ですからね。ドイツの場合は選択肢がさほど広くないのでこれに行き着きました。
タナカがなぜこんなピンポイントなモデルを出したのかが不思議です。しかもどうやら同社の USP よりも先にモデリングされていたらしいですし・・・タナカ側になにか思い入れがあったんでしょうかね?
もっと高かったら悩んでいたと思いますが、せいぜいエアコキ2丁分の値段だったのですぐに決断できました。
実際タナカワークス製のハンドガンは数が少なく、ガス漏れをしだしたら厄介ですからね~。
わいとさん、ドイツ軍関係だったらP8以外ですと東京マルイやKSCのUSPなどありますのでそれをベースにP8に改造してみるのもいいかもしれませんね。
GSG‐9やKSKをやるんだったらハンドガンだとほぼなんでもありになるんですが。でもわいとさんはあまり特殊部隊には興味ないとは思いますし。ウ~ン難しいですね。
普通に考えれば USP があるのにわざわざ古いモデルである P8 を探す必要は無いでしょうね。
他の会社の USP を改造するという手もあったとは思うんですが、加工の類はまったくやったことがないので怖くてできませんでした。それにたぶん6,000円以上はかかる気がします。マルイほどの実用性があればそれに越したことは無いんですが、そこまで求めないのであればタナカで全く問題ありません。
P1とP8を揃えられたのでしばらく拳銃を買うつもりはありませんが、他に気になる拳銃となると・・・ガバかMk23orHK45ですかね。別に.45信者なわけではなく単純にカッコいいので。
現行の連邦軍ヤルなら?P-8ですよね?( ゚∀゚)o彡
ジブンも最近、中古の中古?・・・
ウチの分隊長がオークションで落札して、リペイント&調整したのを譲ってもらいました(´Д`)
ブローバックは?すこぶる快調ですが?・・・佐々木のフォークボール並みの弾道です?(´;ω;)
でも、コスプレ用なので問題ナシです!・・・ふもっふ(´ω`)
最初は USP で十分だと思っていたんですが、気がつくとヤフオクを覗いているという・・・恐ろしいですね。
私は調整やなんかはまったくわからん状態ですので、しばらくはこのままかと思います。まあ WATA3 さんと同じく主にコスプレ目的なのであんまり気になりません。あの外見であの重さ(実銃より重いとかいう噂もありますが)であのブローバックならそれだけで十分ですね。