2010年08月06日
ドイツ連邦装備ハーネス
防破ベストの上にはドイツ連邦装備の特徴である装備ハーネスを着用します。
・装備ハーネス一式
こんな感じの代物で、腰回りに各種ポーチを装備できます。胸元や背面のホールにも装備できるので、ラジオポーチとかを付けるんでしょうね。私は持っていません。
防破ベストの上から着用することが前提なので、かなり大きめに作ってあります。表記がタグではなくスタンプで押してあるだけで不鮮明なため、正確なサイズがなんと書いてあるか判別できませんでした。ある程度調節はできますが、あまり当てにならないです。少なくとも私の場合は、防破ベストなしで着用するとガバガバで貧相に見えます。
あとガバガバであるがゆえ、だんだん後ろにずり下がってくるのが地味に不愉快です。とはいってもこの手のハーネスはどれもそうだという話を聞いたので、仕方ないのかもしれません。
この装備ハーネスへの取り付けは、このような樹脂製の専用取り付け具が必要です。
これを使い、ベルトに空いた穴にこのように固定しています。
取り付け具の形状を見てわかるとおり、残念ながら専用装備以外との互換性がきわめて低いです。ベルトが太くて硬いため、ベルトに巻きつけるタイプのポーチ類は巻きつけ部に十分な長さが必要です。わたしはダンプポーチでバカを見ました・・・
持っていないので試していませんが、MOLLE 系・アリス系も取り付けられるとは思えません。この取り付け具はポーチに直接付属しているか、あるいはそれ単体でも流通していますので、それを使えばMOLLE 系ならいけるかもしれません。まあわざわざ使う理由はあまりないと思いますが。逆にこの取り付け具をMOLLE 系・アリス系に変換するためのアダプターも存在します。
私の場合は次のようなポーチを装備しています。
左写真
左からマガジンポーチ・ユーティリティポーチ・キャンティーンポーチ
右写真
左からシャベルポーチ・ピストルホルスター・ピストルマガジンポーチ・マガジンポーチ
です。
これで幅はギリギリくらいでしょうか。これ以上ポーチは装備できないと思います。
私が所有する各ポーチについてはまた後日紹介したいと思いますが、ここに載せている以外にもオプションにはいろいろと種類があるみたいです。
前の記事でも触れたとおり、このハーネスは装備更新とともに使われなくなってきているようです。そのためか比較的流通が多くて入手しやすく、値段もポーチ数個とセットで数千円程度と手ごろです。上述の通り装着感はちょっと癖がありますが、これがあると「ドイツ連邦やってるぜ!」という感じが醸し出されるので、ドイツ連邦装備の入り口としてお勧めします。
1~2年位前までは中田商店でセット(雑嚢・水筒カバー・スコップカバー・ピストルベルト・ハーネス)で4500円でした。さらに、段ボールに無造作においてありましたね。
今の思えばあのとき買っておけばよかったと後悔しています。買った後悔より買わない後悔の方が大きいとは正にこのことでしょうか。
私も中田5点セットから始めたクチなので、あれが無くなるというのがおおよそ想像がつきませんw 噂では店頭ではそれなりの頻度で補充されているようですが、ウェブページの方はあんまり更新されてないみたいです。
もし直接中田まで足を運ぶ機会があるのであれば、もしかするとゲットできたりする…かも?しれません。