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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年03月10日

【ニュース】 PKO部隊の憂鬱

【ゴラン高原で拘束の国連要員21人解放】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130310-00000084-san-m_est

とりあえずは無事の解放なによりです。無関係なのに巻き込まれた感が強いのは言うまでもないことですが、それ以上に「戦えない軍隊」のジレンマが如実に表れる例となってしまいましたね。
ウィキによれば PKO 部隊は誘拐・拉致に直面した場合には直接的な武力行使が認められているようですが、事実上は誰に対しても引き金を引けないというのは、もはや公然の秘密であり知らぬ者はいないかと思います(個人的にはパトレイバー劇場版2作目の冒頭の印象が強い)。
軍隊として派遣されながらも、使える武器は「相手の理性」のみというのはあまりにも不安が大きいように思います。非平和的手段をもって平和を強要するほうがどれほど単純なことか・・・平和維持活動という言葉の持つ矛盾を改めて感じますね。

image from wikipedia  

Posted by わいと  at 11:40Comments(2)MN2013年

2013年01月21日

【ニュース】 アメリカ海軍の紋所が目に入らぬか!

【世界遺産のサンゴ礁に米軍艦が座礁、「警告を無視」とフィリピン激怒】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130121-00000044-jij_afp-env

これは恥ずかしい。とんでもなく恥ずかしいですね。
「空母エンタープライズとカナダ当局の無線交信記録」のネタは有名ですが、それに匹敵する大失態といえる気がします。
自分の職務に誇りを持つのは大変立派なことですが、決して驕ってはならないというわかりやすい教訓ですね。

image from wikipedia
さすがアメリカのウィキペディアは仕事が早いですね。すでに事故について詳しく載っていました。
座礁した掃海艇「ガーディアン」は佐世保所属だそうです。機会があればいつかぜひ写真を撮りに行きたいですね。  

Posted by わいと  at 18:40Comments(0)MN2013年

2013年01月18日

【ニュース】 わずか一晩での悪夢

【アルジェリア情報相「救出作戦で人質にも死傷者」、ガス施設襲撃事件】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130118-00000002-jij_afp-int

【アルジェリア拘束事件、邦人2人含む人質30人死亡】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130118-00000026-reut-m_est&pos=2

【<アルジェリア拘束>日本人2人死亡情報】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130118-00000021-mai-soci&pos=5

たった一晩でこんな結末を迎えることになるとは思いもよりませんでした。今はただ誤報であることを祈るのみです。

これだけ多くの国の人質が発生した事件ですから、遅かれ早かれ各国の特殊部隊が投入されることにはなったであろうことが容易に想像できます。そうなれば犠牲者が 0 であったとまでは言いませんが、これほどの犠牲者が出ることはなかったように思います。またアルジェリア政府にとっても、外国企業の資源開発投資を呼び込むうえで治安の安定は最優先課題でしょうから、多数の犠牲者が出る事態は避けたかったはずです。

アルジェリア当局者は襲撃者側の姿勢が強硬であったために作戦を強行せざるを得なかったと主張していますが、これだけでは全く理由になりません。交渉の余地が無い人質事件なんてありえないはずです。テロに屈しないという建前があろうとも、それは人質の安全確保をないがしろにするような性急な作戦を実施する言い訳にはなりません。国家のメンツのために自前での解決を急いだという理由も考えられますが、先進国ならまだしもはたしてアルジェリアが作戦失敗のリスクを冒してまでそんなことをする必要があるのでしょうか? わからないことだらけです。
なんにせよ、この一件でアルジェリア政府の信用失墜は免れないでしょうね。進出企業の安全確保のためには現地人の警備員ではなく PMC に頼るしかもはや手は無いのでしょうか・・・

image from wikipedia. ガスプラントの参考画像です。
ウィキによれば、アルジェリアは徴兵制を敷いておりかなり大規模な軍隊を有しているようですね。兵器も T90 x 300両をはじめとして充実しているみたいです。それならばなおのことテロ対策にも多少のノウハウはありそうなものですが…  

Posted by わいと  at 11:07Comments(0)MN2013年

2013年01月15日

【ニュース】 フランスのマリ内戦介入

【米・EU、マリ介入へ 仏軍支援、アルカイダ系組織懸念】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130115-00000024-asahi-int

日本でマリ内戦のニュースが出たのはほんの数日前からですが、特にリビア内戦後からいろいろあったみたいですね。
もともと反政府闘争を続けていた独立意志の強い北部の遊牧民族トゥアレグが、リビア内戦に傭兵として参戦し、リビア内戦終結後に大量の武器とともに帰国、近隣のイスラム系武装組織と結託して貧弱な政府軍を蹴散らして一気に南進したそうです。
なんでマリなんて辺鄙なところにフランスが?というのも我々にとっては不思議ですが、元植民地なだけあって今もかなり結びつきが強く、マリがテロ組織にとってのフランスへの入口になることを本気で心配しているらしいです。独立したから後は知らないよ、と知らんぷりを決め込むこともできないようで、旧宗主国ってのも楽じゃないんですねぇ・・・アレ?でもイギリスはパレスチナを(このコメントは女王陛下の忠犬に粛清されました)

image from wikipedia
ウィキペディアにちゃんとマリ軍のページがあることに若干の驚きを感じたりw
12 両の T-55 や 20 両の T-34(!) など、典型的なアフリカ小国らしい旧ソ連兵器中心の軍隊ですね。いかにも RPG や SA の餌食になりそうなラインナップです。
カダフィ政権軍があれだけ大量の武器をばらまいてたことを考えると、ひとたまりもないだろうなぁ・・・  

Posted by わいと  at 22:44Comments(6)MN2013年

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わいと
わいと
サバゲ歴:2010年5月から
職業:学生→サラリーマン
生息地:北海道札幌市近郊→東京都
装備:ドイツ連邦軍・ドイツ警察など
ブログの基本情報については「当ブログについて」を参照のこと。
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