2015年05月05日

クラウン M586 & M19 ガスリボルバー (グリップ交換)

というわけで買っちゃいましたガスリボルバー。トイリボルバーの老舗クラウンモデルのM586とM19です。
クラウン M586 & M19 ガスリボルバー (グリップ交換)

そもそもなぜドイツ狂いの私がS&Wのリボルバーを?と思われる方は数日前のこちらの記事を参照してください。
http://esebundeswehr.militaryblog.jp/e653186.html


そんなわけで「屋内ゲームで使用可能なコルスのナショナルスタンダードもどき(以下の画像)を作る!」という目標をたてました。
クラウン M586 & M19 ガスリボルバー (グリップ交換)
作ると言ってもフルスクラッチなんて出来ないので、同型黒フレーム+黒ラバーグリップでなおかつ出来ればガス…という程度の再現です。これを実現するために選んだのがクラウンのガスM586とガスM19でした。
この二丁を選んだのはいくつか理由があります。M586を選んだのはコルスに一番フレーム形状が近いからです。そしてM19はグリップが最も理想に近かったからです。マルシンからもM586が出てますが、そちらもグリップ形状は異なりますし、なによりべらぼうに高いので候補から除外。
もっとも重要なのが、グリップ交換が成功する可能性が一番高かったことです。M19はKフレーム、M586はLフレームですが、実銃ではグリップに互換性があります(クラウンではそもそも製造段階で両者を区別していない?という噂も…)。なおかついずれも同じクラウンのガスなので、グリップ構造もほぼ同一であろうと推論しました。グリップ形状的にはエアコキM686から持ってくるという手もあったのですが、エアとガスではグリップ構造がけっこう違うらしいのでそちらは断念しました。
結論から言うと、いくつかのちょっとした想定外を除いてこの推論は大当たりで、なんとかグリップ交換を果たすことができました。
クラウン M586 & M19 ガスリボルバー (グリップ交換)
その結果がこんな感じ。M586がコルスにそれなりに似た感じになったので満足です。逆にM19のほうはあまり愛が無いのでそのうち手放すかも…w むしろM686 と併せて二丁拳銃とか(厨二的発想)
せっかく作ったので、キッズで突発リボルバーオンリーゲーム!とかやりたいですね…これでスピードローダーも使えたら文句無しなんですが、まあそこはお値段鑑みて妥協することにします。

===以下交換手順詳細===
機関部がグリップ内に存在する都合上、オートに比べてリボルバーはグリップ交換が面倒です。グリップ片面はすぐに外せるのですが、もう片面を外すには内部のサイドプレートを外す必要があり、これを慎重にやらないと機関部がバラバラになって復元がめんどくさくなります。

グリップ片面を外したところ。マイナスドライバでグリップの縁をちょっとずつ開くようにすれば簡単に外れます。
クラウン M586 & M19 ガスリボルバー (グリップ交換)

M19のウェイトとサイドプレートを外したところ。M586も基本構造は一緒です。
クラウン M586 & M19 ガスリボルバー (グリップ交換)
ウェイトはガスタンクに糊づけされているだけなので、両者の隙間にドライバを突っ込んで引きはがしましょう。
サイドプレートを外す際は金色のトリガーピンとスプリングが弾け飛ぶ可能性があるので慎重にゆっくりと。上部のリアサイト付近にツメがはまってるので、全体的に下に引っ張るようにすると外れます。

M586の機関部詳細。
クラウン M586 & M19 ガスリボルバー (グリップ交換)

ここまでネジを外してようやくもう片方のグリップが外せます。あとは逆の工程を辿って復元します。
クラウン M586 & M19 ガスリボルバー (グリップ交換)

さて、これで無事交換…と思われたのですが、いくつか想定外が。

まず、M586のウェイトとM19のウェイトは厚みが全然違います。そのせいでM586のウェイトはM19のスリムなラバーグリップに収まりません。なので、グリップを移植する際はウェイトも一緒に移植することになります。必然的に交換前とは重量バランスが変わってしまいますが、まあその辺は御愛嬌ですね。

また、M586にM19グリップ&ウェイトを移植するのは問題無いんですが、M19にM586グリップ&ウェイトを移植すると、M586には無いグリップ背面側の固定ピンが干渉します。厄介なことにこのピンは金属製っぽいので、やすりでグリップ側を削るのが手っ取り早いでしょう。サボるとこんな風にちょっと隙間が開いてダサいですw
クラウン M586 & M19 ガスリボルバー (グリップ交換)

とまあこんな感じで、さほど手間もかからずなにより安く!w 目的のスタイルに持っていけたので良かったです。



Posted by わいと  at 13:48 │Comments(0)本体

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わいと
わいと
サバゲ歴:2010年5月から
職業:学生→サラリーマン
生息地:北海道札幌市近郊→東京都
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