北方孤軍奮闘録～帝都進撃編～

お仕事ついでにハワイ島一周してきました。
オアフ島にはパールハーバーとかヒッカムベースとか射撃場とかありますが、ハワイ島はどっちかというと自然をウリにした島なので、残念ながらミリ成分はほぼゼロのただの旅行記です。
ちなみに前にホノルルの射撃場に行った時のレポートはこちら。

みんな大好き猫画像で釣る。

ハワイ島全景はこんな感じ。一周350kmくらい?島東部は多雨、逆に西部は乾燥してます。写真見ても植生の違いが明らかですね。


●一日目
朝に島東部の町ヒロを出発。
ホテルから撮った一枚。ハワイで必ずお世話になるハワイアン航空の便と、はるかかなたに望むマウナケア山頂の望遠鏡群。


まずはヒロの北にあるアカカ滝へ。日本人はこの手の滝を見慣れてるのでちょっと感動が薄い。




その少し南にあるスムージー屋さん。うまい。



さらに北進。途中で tex drive in (テフと読んだら職業病)に寄る。マラサダ(マドラサやマサドラとごっちゃになる)という揚げパンが有名。うまい。


島北部のワイピオ渓谷。とっても雨。



ここから南西方向へ。さっきと打って変わって快晴。やはり島の東西で天候が全く違うみたい。虹なんかも見えたり。



島北西部のハプナビーチ。まさに絵にかいたようなハワイ。青い空、青い海、降り注ぐ日光、水着のお姉さんや金髪幼女がたくさん(ﾏﾃ





ちかくの生け簀にはウツボやらフグやらも。



ちなみにこのビーチには戦時中に海兵隊のキャンプがあったそうです。本記事唯一のミリ成分。

ここで厳しい上陸訓練とかしたんだろうな…と思ったら、「ここで休み、次の戦いに備え、そして平和を祈った」そうです。なんとも優雅なことで…w

さらに南下してコナへ。東部のヒロと並ぶ都市で、コナ・コーヒーで有名ですね。
夕食は地ビール工場にあるビアガーデンへ。ピザが死ぬほど辛くて半泣き。うまかったけど。


コナのコンドミニアムに宿泊。

寝床が足りなかったので床で寝る。


●二日目
The Coffee Shack というコーヒー喫茶にて朝ごはん。絶景。



少し南下してホナウナウ歴史公園へ。いかにも原住民が作りました的なお人形さん。

生け簀にいたお魚。口から稚魚を吹き出してます。

浅瀬にいたカメさん。

息継ぎ。


連れはキャプテンクックの記念碑にカヤックで向かうも、帰りに遭難しかけたらしい。行かなくてよかった…(泳げない人)


さらに南下し島南端付近にあるブラックサンドビーチへ。

その名の通り、火成岩由来の真っ黒な砂でできたビーチです。前日のビーチとはエライ違い。

ここにもカメさん。あくびしてました。


火山地帯は前に訪れたので突っ切り、そのままヒロへ帰着。
せっかくなので別の日に撮った火口の写真を。


●番外：マウナケア山頂
別の日にマウナケア登ってきました。
マウナケアの山頂には世界各国の天文台が立ち並んでいます。標高は4200mくらいで、かなり酸素が薄いです。私はずっと頭痛が抜けませんでした。山頂に通じる道路は基本的には開放されていますが、かなり険しい山道なので自力で行くのはお勧めしません。
山頂に行くと高山病で視力が低下するため、星を見るだけなら標高2800mくらいにあるビジターセンターの方がいいそうです。そちらではほぼ毎晩一般向けの観望会もやってます。

山頂へ向かう道路からマウナロアを望む。雲間に見える平野のうち、黒い部分はマウナロアからの溶岩に覆われているエリアです。


山頂到着。中央の円柱が日本の誇るすばる望遠鏡です。


この日は満月だったので、空が明るくて星が全然写りませんでした。残念。


マウナケア山頂よりマウナロアを望む。南十字星なんかも見えてますね。下にはほぼ対応する星図を載せてみました。


すばる望遠鏡と、お隣のケック1&ケック2。この日はケック望遠鏡がレーザー砲を撃ってました。スター・ウォーズ感ハンパない。レーザー砲の正体についてはこちらを参照のこと。


その他の望遠鏡の皆さん。明け方が近いので金星さんがまぶしいです。さっきのレーザー砲が天の川中心部を砲撃しているのがわかりますね。


こんな感じでハワイ島を満喫してきました！次行くときはぜひオアフ島を巡ってみたいですが…時間が…orz