2010年12月26日
波乱万丈!皆既月食の旅
今月の21日に皆既月食がありましたね。
北海道以外はお天気がいまいちだったようですが、北海道はほぼ全道的な好天に恵まれ、各地で観測が行われたようです。
我々ももちろん観測に向かいました。札幌でも良かったんですが、より空の暗い北見方面に遠征することにしました。
メンバーは4名。レンタカーのハイエースに望遠鏡などを積み込みいざ出陣。
道央道は乾燥路面で楽勝でした。道中の天気も良く、この時点では楽観的な見通しでした・・・
道央道を降り、今度は建設中の上川方面の高速道路に乗りました。これはいわゆる「ただ高」というやつで、全線開通までは無料で利用できる高速道路です。これが道央道とは打って変わってつるつるぴかぴかぺったぺた路面。ドライバーも慎重に慎重に運転をして・・・
で、事故ったわけですよ。
北海道以外はお天気がいまいちだったようですが、北海道はほぼ全道的な好天に恵まれ、各地で観測が行われたようです。
我々ももちろん観測に向かいました。札幌でも良かったんですが、より空の暗い北見方面に遠征することにしました。
メンバーは4名。レンタカーのハイエースに望遠鏡などを積み込みいざ出陣。
道央道は乾燥路面で楽勝でした。道中の天気も良く、この時点では楽観的な見通しでした・・・
道央道を降り、今度は建設中の上川方面の高速道路に乗りました。これはいわゆる「ただ高」というやつで、全線開通までは無料で利用できる高速道路です。これが道央道とは打って変わってつるつるぴかぴかぺったぺた路面。ドライバーも慎重に慎重に運転をして・・・
で、事故ったわけですよ。
幸いけがはなかったものの、問題は破損個所。高速を降りて近くのコンビニに止めて現状を確認すると、ピンク色の液体が盛大に噴き出していました。雪を染め上げるその様はまさに「かき氷 with いちごシロップ」。冷却液のタンクの底がやられていました。いくら外気温が低いとはいえ、ラジエータなしではオーバーヒート必須ですね。結局自走不能と判断し、レンタカー会社・JAF・警察に連絡となりました。
万事休す!現場は層雲峡上川という超僻地。このまま動かない荷物満載のハイエースとともに心中かと思われました・・・が。
この時点で 13:00 くらいだったと思います。月食の始まりは 16:30 過ぎであり、ここで諦めるのは惜しい・・・という思考が頭をもたげ始めます。
あきらめたらそこで試合終了だ!
というわけで、事故車を放置するわけにはいかないので一人を生贄にささげ、残りの3人で担げるだけの機材を担ぎ、列車にて観測場所を探すことになりました。たぶん前代未聞。層雲峡上川最寄りの駅に停車する列車は30分後に一本あったものの、次は数時間後。これを逃せば我らに明日はない!という状態でしたので大急ぎで荷物をまとめ、駅に向かって走りました。
一両編成のローカルで旭川に向かい、そこから乗り換えて深川方面へ向かいました。
結局納内駅にて下車。夕暮れで急速に気温の下がり始めた納内を30分ほどうろつきまわり、畑のど真ん中で観測開始。
撮ったのが以下の写真です。
赤道儀や望遠鏡を車から持ちだせなかったため、ただの三脚で固定撮影となってしまいました。
しかも時折雲が流れる悪条件・・・
時系列は左上から右下へ。露光時間などは結構ひんぱんに調整しています。
月が昇ってきた時点でほぼ皆既直前、地球の影は左下から右上に抜けていっています
これは本来であれば全部満月の写真ですが、地球の影が写って三日月状になったりしています。
本来は生贄となった彼から託されたレンズを使って撮影するはずが、大事なパーツを忘れたため使えず、安い糞レンズで撮影することになってしまいました・・・
例えて言うなら、戦友の形見のライフルで仇を討とうとしたらマズルが詰まっていた、仕方ないのでリベレーターで挑んだ・・・というくらいの失態です。ちゃんと確認しとけばよかった・・・
さすがに凹んだので、これを機に長焦点レンズを買いました。後ほどご紹介します。
氷点下のもと畑のど真ん中で3時間にわたって観測を行い、生贄くんが調達した代車で札幌に戻りました。
聞けば札幌ではずっと晴れていたということで、我々の遠征は完全な無駄足・無駄出費というオチ。
まあこんなこともありますよね・・・orz
万事休す!現場は層雲峡上川という超僻地。このまま動かない荷物満載のハイエースとともに心中かと思われました・・・が。
この時点で 13:00 くらいだったと思います。月食の始まりは 16:30 過ぎであり、ここで諦めるのは惜しい・・・という思考が頭をもたげ始めます。
あきらめたらそこで試合終了だ!
というわけで、事故車を放置するわけにはいかないので一人を生贄にささげ、残りの3人で担げるだけの機材を担ぎ、列車にて観測場所を探すことになりました。たぶん前代未聞。層雲峡上川最寄りの駅に停車する列車は30分後に一本あったものの、次は数時間後。これを逃せば我らに明日はない!という状態でしたので大急ぎで荷物をまとめ、駅に向かって走りました。
一両編成のローカルで旭川に向かい、そこから乗り換えて深川方面へ向かいました。
結局納内駅にて下車。夕暮れで急速に気温の下がり始めた納内を30分ほどうろつきまわり、畑のど真ん中で観測開始。
撮ったのが以下の写真です。
赤道儀や望遠鏡を車から持ちだせなかったため、ただの三脚で固定撮影となってしまいました。
しかも時折雲が流れる悪条件・・・
時系列は左上から右下へ。露光時間などは結構ひんぱんに調整しています。
月が昇ってきた時点でほぼ皆既直前、地球の影は左下から右上に抜けていっています
これは本来であれば全部満月の写真ですが、地球の影が写って三日月状になったりしています。
本来は生贄となった彼から託されたレンズを使って撮影するはずが、大事なパーツを忘れたため使えず、安い糞レンズで撮影することになってしまいました・・・
例えて言うなら、戦友の形見のライフルで仇を討とうとしたらマズルが詰まっていた、仕方ないのでリベレーターで挑んだ・・・というくらいの失態です。ちゃんと確認しとけばよかった・・・
さすがに凹んだので、これを機に長焦点レンズを買いました。後ほどご紹介します。
氷点下のもと畑のど真ん中で3時間にわたって観測を行い、生贄くんが調達した代車で札幌に戻りました。
聞けば札幌ではずっと晴れていたということで、我々の遠征は完全な無駄足・無駄出費というオチ。
まあこんなこともありますよね・・・orz