北方孤軍奮闘録～帝都進撃編～

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【海自、米豪と演習で強襲艦撃沈＝多国間武力行使で憲法抵触の恐れ―10年7月】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120528-00000006-jij-int

どうやら演習の際に他国の艦艇とともに砲撃を行ったことが「いけないこと」らしいです。なんでも「参加国が共通の敵対目標に対して武力行使」するのは集団的自衛権の行使に当たるとか。米軍との合同演習とかと何が違うのかよくわかりませんが、日本の領土内であれば「自国への侵略への対処」の訓練で、領海外であればその範疇に無いということなんでしょうか?
まあ集団的自衛権の行使に関する見解はさておいたとしても、まずそもそも演習の標的艦って敵対目標なんですかね?

image from wikipedia
標的艦としてもっとも有名なのは戦艦「長門」でしょうね。この絵画は、水爆実験に臨む直前のビキニ環礁での長門を描いたものだそうです。  

【(朝鮮日報日本語版) 中ロが黄海で軍事演習、艦船25隻が参加】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120423-00000470-chosun-kr

アメリカの牽制はもちろんのこと、昨今の兵器購入開発に関する摩擦に起因するロシアの対中不信を払しょくするという狙いもありそうです。
ロシアからは太平洋艦隊旗艦の4代目ヴァリャーグが参加するそうで、もし中国の3代目ヴァリャーグが参加してくれたらおもしろかったのになぁ・・・と思ったり。
ちなみに初代ヴァリャーグは日露戦争で沈んだ巡洋艦、2代目は90年まで太平洋艦隊に所属した巡洋艦のようです。初代の武勲を受け継ぐ形で意図的に太平洋艦隊でこの艦名を使い続けているみたいですね。

image from wikipedia
親衛ミサイル巡洋艦というかっこいい称号を持つ艦だそうで、ロシア太平洋艦隊の顔役ですね。舷側にずらりと並んだ長距離重対艦ミサイル P-1000 「ヴルカーン」の発射筒が印象的です。  

【ミサイル実験が明らかにした日本の危機管理の未熟さ】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120416-00000022-zdn_mkt-soci

ちょっとググってみたところ、興味深いことに 2009 年のミサイル発射に対する J アラートの誤報への批判と、今回のミサイル発射に対する J アラートの発令無しへの批判はどちらも同じくらいたくさんありました。

誤報を出せば「早とちり」「早漏」「狼少年」etc...
発令無しならば「鈍感」「不感症」「老害」etc...

一回限りの正確な警報発令が望ましいというのは小学生でもわかります。
しかしそれが適わない場合、どちらに転ぶべきかというのもまた自明の理だと思うのですが・・・批判する側もされる側も「fail safe」という言葉くらいは知っていてしかるべきでしょう。まあ批判する側の人たちの方が多いのでいろんな考えがあるのは仕方ないのかもしれません。でもせめて批判される側の人たちだけは、目先の批判をかわすためだけに「fail deadly」を選ぶというような愚挙を犯してほしくない、というか犯すはずが無いと信じていたんですが・・・残念です。
とはいえ、その責任の一端は 2009 年に 「fail safe」な対応を批判した世論・マスコミ側にもあるとも言えますので、政治批判ばかりをすべきではないというのもまた事実でしょうね。

image from wikipedia
不謹慎ながら、ミサイル発射が来月だったら写真を撮りに行けたのになぁ…と感じてしまうのはミリオタだからしょうがない。  

【津波で漂流の日本漁船、アラスカ沖で沈没処理】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120406-00000328-yom-int

こういう判断が必要に応じてすぐに下せるのはアメリカらしいですね。たぶん日本だったらとりあえず係留して、処分が決まらないまま維持費に税金が投じられることになったんじゃないかと思います。
まあ所有権の消失した船はある意味流木と一緒でしょうから、公海あるいは自国の領海内であれば何をやっても許されるんでしょうね。

image from wikipedia
米沿岸警備隊の最新鋭艦バーソルフ級カッターです。
前にご紹介した海軍の沿海域戦闘艦インディペンデンス級にくらべてとても見慣れた外見ですね。
カッターとはいえ一昔前の駆逐艦並みの兵装で、簡易型のイージス・システムまで搭載しているそうです。  

【防衛大校長に国分氏＝中国政治の専門家】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120309-00000073-jij-pol

個人的には陸幕長経験者とかが校長を務めているというイメージでしたが、歴代校長を調べてみるとそうでもないようですね。その中でも特に慶応とはつながりが深いようで、9人中3人が慶応出身みたいです。
アジア国際政治専門の方が校長になったこともあったようですが、今回の国分氏ははっきりと現代中国政治が専門とのこと。防衛白書の対中シフトがここにも反映されているようですね。

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衣食住完備でお給料ももらえ、かつ将来は公務員で幹部候補！言うこと無し！
これまでは卒業後に任官せずとも学費返還は不要でしたが、つい先月になってこれを改正することが決まったそうです。  

【官邸危機管理センターも日米演習初参加】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120301-00000615-san-pol

今まで参加していなかったことに驚きです。万が一の際はぶっつけで判断を下せると考えていたんでしょうか?
地震が契機になったそうですが、ならば昨年の地震の際には危機管理センターは自衛隊と米軍の共同作戦を右往左往しながら見守っていたと言うことでしょうか?
そもそも危機管理センターではどんな危機を管理するつもりだったんでしょうか?
疑問は尽きないですね。

image from wikipedia
危機管理センターは官邸の地下にあるそうです。
災害における対策本部は、総理官邸危機管理センター、中央合同庁舎第5号館、防衛省中央指揮所、立川広域防災基地の4箇所のうち被災後も機能を維持している施設になるそうです。万が一これらが全滅したら・・・まあ、それはきっと想定外なので考える必要は無いのでしょう。  

【イラン、核燃料自力製造に成功…欧米の反発必至】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120215-00001079-yom-int

数日以内に重大発表があるとのことでしたが、これだったようですね。昨年のコンピュータウィルスによる妨害で開発は遅れるものと言われていましたが・・・
ますます中東不安定の要因が増えたのはやっかいではありますがそれはさておき、こうやって自力で外交カードを紡ぎだす努力というのは大事だなぁ、としみじみ感じます。
相手の出方を窺うような受身の姿勢を軽んじるつもりはありませんが、能動的な外交というのをわが国で見た記憶が久しくありません。その点ではイランのアグレッシブさは羨ましくもあるような無いような。

image from wikipedia
おなじみ大統領。ウィキによるとなんと由緒正しいユダヤ人の家系だそうで、割礼も受けているそうです。わけがわかりませんｗ  

【F35はSU－35Sに太刀打ちできない＝豪シミュレーション】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120213-00000063-scn-int

240機ずつで対戦させたら・・・って、どうみてもゲームです本当に(ry　
どんな設定で対戦させたのかをぜひ拝見したいところですね。まさか初期条件でドックファイトなんてひどいことはしてないとは思いますが、F35 はステルス性能に頼っている部分が大きくてそのぶん鈍くさい?イメージがあるので、アウトレンジ & 会敵のさせ方まで考えてあげないとかわいそうな気がします。そもそもガチガチの陸上機である SU-35 と艦載機を陸上配備型にした程度の F-35A という時点で無理があるという気もしますが。
SU－35S をウィキで調べてみたら、すでに運用は始まっているようですね。 SU-27 系のすっきりしたカッコいい飛行機です。カッコよさでも F-35 の負けかな・・・と思ったり。ロシアの飛行機はたくさんある上にナンバリングも複雑なのでなかなか覚えられません(^^;)

image from wikipedia
第4.5世代機だそうです。  

【ホルムズ海峡封鎖なら軍事行動も…米国防長官】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120109-00000451-yom-int

【＜ホルムズ海峡＞「封鎖なら軍事行動辞さず」米国防長官】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120109-00000024-mai-int

海峡封鎖という言葉だけで無意味にテンション上がる気がするのは私だけではない・・・はずｗ
前にイラン海軍について調べたときにもちょっと書きましたが、ウィキによれば 88 年のイラン･イラク戦争で行われた「プレイング・マンティス作戦」は WW2 以降でもっとも大規模な海戦だったそうです。
アメリカが無敵艦隊で7つの海を支配している今のご時勢、海戦なんてめったに起きない(というか起こす気にならない)ビッグイベントですから、不謹慎は承知の上でちょっとわくわくしています。まあどうせミサイル数発で一瞬で片がつくんでしょうけども。

image from wikipedia
そういえば BF シリーズで出てくるマップ「Gulf of oman」もこのあたりなんですね。