2015年12月20日

ドイツ連邦軍関係参考書籍一覧

ちょっとした部屋の片付けついでに、手元にあるドイツ連邦軍関連書籍を並べてみました。
ドイツ連邦軍関係参考書籍一覧
ドイツ連邦軍関係参考書籍一覧ドイツ連邦軍関係参考書籍一覧ドイツ連邦軍関係参考書籍一覧ドイツ連邦軍関係参考書籍一覧


過去に紹介したことのあるものもいくつかありますが、まとめてざっくりとご紹介。カギカッコは通称です。


上段左から:「教科書」(独語書籍、紹介記事はこちら)、「武器本」(独語書籍、紹介記事はこちら)、ドイツ連邦軍ISAF活動写真集(独語書籍)
教科書は最初期から最近までの制服や徽章類、官給野戦装備までいろいろ調べるのに便利ですが、IdZは含まれていないのがちょっと残念。
武器本はドイツ連邦軍制式を示すGナンバーが与えられているものはあらかた網羅しており、G36A4あたりの新しいものまで載っています。また射撃姿勢や銃器の作動メカニズムについての記述もあります。表紙が少し違う旧版も出回っているので間違えて買わないように気をつけましょう。
ISAF写真集は ISAF 活動の日常を切り取ったような内容になっておりなかなか参考になります。もうちょっとボリュームが欲しい…というのは欲張りかな?

中段左から:「憲兵本」(独語書籍)、「偵察本」(独語書籍)、「狙撃本」(独語書籍)
憲兵本はFeldjägerの多岐にわたる任務をまとめた書籍で、暴動鎮圧・警護・交通誘導・突入などなど盛りだくさんです。憲兵ならではの装備紹介なんかもおもしろい。
偵察本は車両による通常偵察・威力偵察、無人機による偵察やレーダー偵察、火砲管制、そして長距離偵察チームの敵地潜入偵察などをまとめた内容になっています。
狙撃本は各兵科における狙撃班の運用をまとめた書籍で、ほとんどG22(AWシリーズ)祭りな中身です。写真数もかなり多くて見ごたえがあります。スポッターとツーマンセルやりたくなってくる…

下段左から:クロッシング・ウォー(ISAF映画、紹介記事はこちら)、スナイパー・バレー(KFOR映画、紹介記事はこちら)、「歩兵本」(独語書籍、紹介記事はこちら)、「DSO本」(独語書籍)
クロッシング・ウォーは内容的にドキュメンタリーに近く、アフガンにおけるISAFミッションの難しさを描いた映画です。
一方でスナイパー・バレーはコソボ派遣を題材としたストーリーもの?になっています。
歩兵本はドイツ国内での演習を中心とした内容になっているので、官給系装備がたくさん載っています。
DSO本はFallschirmjäger(空挺)やKSK(陸軍特殊部隊)などを擁する特殊作戦師団(現在はDSKへと改編されています)についてまとめた書籍です。これらの部隊の訓練や派遣内容が載っています。ちょっとボリューム少なめかな…?

右列上から:アーマーモデリング誌2015/10月号(月刊誌)、PANZER誌2014年9月臨時増刊号(月刊誌)、Clausewitz誌特別号(独語雑誌)、初期BGS写真集(同人誌:サークル伊太利堂さん)、BW戦車関連いろいろ(同人誌:サークルpk510さん)、ミリコスガールズ(装備紹介画集・写真集:ワニブックス、紹介記事はこちら)
AM・PANZER誌はBW車両のディテールやモデル・世代別の見分け方を知るのに便利です。
Clausewitz特別号ではBW創立60周年ということで、創立から現在までの年表と主なイベントがまとめられています。
初期BGS写真集は特に資料の少ない創設まもないころの国境警備隊について知ることができる貴重な同人誌です。連邦軍とは似て非なる存在であり、当時の軍との相違点なんかを見比べるとおもしろいですね。
サークルpk510 さんはドイツの軍用装甲車両に関する多くの同人誌を出しており、BWの試作車両や東側兵器対処マニュアルなどを日本語で見ることができます。
ワニブックスのミリコスガールズは表紙が硯先生のドイツ連邦軍娘という素敵な書籍で、装備構成も触れられています。まあドイツ連邦軍な部分はそれだけなんですが…w それ以外は米軍装備とかいろいろ載ってるみたいです(詳しくは知らない)

最後の4枚:BW装備まとめいろいろ(同人誌:サークルFenecさん、紹介記事はこちら)
そしてもちろん三菱智葉先生のこちらもお忘れなく。それぞれテーマ別に各種装備が詳しく解説されています。紹介されているアイテムの一部は智葉屋さん( http://tomohaya.ocnk.net/ )で扱ってるものもありますので、気になったら即購入も!?

コレ以外にもいろいろ欲しい資料はあるんですが、いかんせんお金と機会に恵まれず…中でもドイツのミリタリー雑誌 K-ISOM は特にBW特殊系装備ファンにとって宝の山ですが、国内で入手するには個人輸入か智葉屋さんの入荷に頼るくらいしか方法がありません。
ドイツ語書籍は写真を見ているだけでも楽しいですが、いつかちゃんとテキストも解読したいところですね。今どきはネットで画像なんていくらでも見つかるわけですが、出どころのしっかりした書籍資料は今も大きな価値がありますので、気になるモノはぜひ買ってみてください。新たな発見があったりなかったりするかも?



Posted by わいと  at 18:15 │Comments(2)本・映画・アニメetc

この記事へのコメント
わいと様、お久しぶりです
サークルpk510は面白いですね。
対ソ連戦術など分かりやすく書いてあり、楽しいです。なかなか知られていない、連邦軍戦車の内部構造とか分かり勉強にもなりますね。
Posted by ゲーリング3世 at 2015年12月28日 19:34
> ゲーリング3世 さま
pk510 さんの同人誌は戦後ドイツの兵器を扱ったすごく貴重な資料ですね。ドイツ語読めなくてもこういうのが知れるというのはとてもありがたいです。
願わくば、戦車だけでなく歩兵の対戦車戦闘とかについても取り上げて欲しいなぁ…なんて思ったりもしますが。
Posted by わいとわいと at 2015年12月30日 20:58
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プロフィール
わいと
わいと
サバゲ歴:2010年5月から
職業:学生→サラリーマン
生息地:北海道札幌市近郊→東京都
装備:ドイツ連邦軍・ドイツ警察など
ブログの基本情報については「当ブログについて」を参照のこと。
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