北方孤軍奮闘録～帝都進撃編～

言わずと知れた名門ブランド、サファリランド製のホルスターです。先日の東京出張の際にウィリーピートさんで購入。

USP用のホルスターは、
1. システム95用ファストドロウホルスター(schnellziehholster)
2. BHI SERPA CQC ホルスター
3. BHI Duty Level3 ホルスター(レプリカ)
を持ってたんですが、
1はシステム95以外では使えず
2はなかなか使いやすいもののあまり使用例は多くない(追記*1参照)
3はISAF支給品(追記*2参照)とは色違い&形状違いがあり、なおかつP8を入れるとがたつく
といった不満がありました。
そんなわけで、今回購入したサファリ6004は汎用性を重視しています(追記*3参照)。このホルスターは有名ブランドなだけあって使用例がそこそこ多く、しかも特殊部隊全般から一部の一般部隊まで幅広く使用例があります。特に昨年から手を出し始めた海軍臨検隊でもよく使われているというのがポイントですね。
ホントはISAF支給の BHI Level3 (実物)とどちらを買おうか迷ってたんですが、ISAF 以外では使いにくく、しかもお値段二倍...なのでサファリにしました。
サファリ6004にはウェポンライト対応モデルもあるみたいですが、そちらはライトがないとがたつくと聞いたので間違えないように気をつけましょう。

買うまで知らなかったんですが、このサムブレイク式のロックはカチッと固定されるものなんですね。てっきりロック機構の無いただのループなのかと思ってました。誤操作防止板は外してしまおうと思っています。



中はこんな感じ。また裏面には締め付け調整用の六角レンチが付属していたりと、実績あるブランドらしい細かい配慮がうかがえます。


マルイエアコキUSPは適度な締め付けでジャストフィットな感じです。対してタナカP8は調整ネジを緩めてもかなりきっつきつ(入ることは入るけど)なので、このままでは使えそうにないです。挿しっぱなしにしたりドライヤーで温めると良いみたいですね。まあ、タナカP8をゲームで使うつもりは無いので別に今のままでもいいんですが…w

以下追記：
twitter 上でちょっと指摘をいただいたので追記しておきます。
*1 「BHI の CQC ホルスターの使用例が多くない」→これは嘘です。特に2010年頃以降のプレキャリ装備の特殊部隊では定番アイテムですので、そういう装備を目指す場合はマストバイですね。
*2 「ISAF支給云々」→以前にも書いたとおり、後期のアフガン派遣部隊ではタンカラーのBHIレベル3ホルスターが支給されているようで、一般部隊にて使用例が多数あります。
*3 「汎用性を重視」→単純にサファリの方がBHIよりも歴史が古いので、色々なところで使われていたという意味です。*1のとおり、BHIへの転換が進んでいる部隊も多いです。
まとめると、
2000年代から近接戦闘の要求の高まりを受けて、一部の兵士がサファリ等のホルスターにてハンドガンを携行するようになる。
その後(2010年頃?)、BHI 登場とハンドガン需要のさらなる高まりを受けて、特殊部隊ではBHI CQCを導入、一般部隊でも BHI レベル3 の支給が進んだ。
という感じでしょうかね。こうして見ると、やはりBHI登場の与えた影響は大きいんだなぁ…